
やばい・・・
小銭もないし定期も財布の中だし電車に乗れないよ〜。
いつもは始業時間の15分前に会社に着くようにしていますが、
15分の猶予では家に戻って財布を取りに帰っても間に合わない。
とりあえず妻の2台の携帯電話

、家の固定電話
にコールする!「ただいま留守にしています。電話に出ることができません。ピーッと鳴りましたら・・・」
おいおい、非常事態宣言だというのに

財布がなければどうしようもないので、
着信履歴に気づいてくれるよう祈りながら家に向かってダッシュ

3分ほどで折り返しの電話が

「財布を自転車で持ってきて!家に向かって○○の道を走ってるから」
妻は出かける用意をしていないので、なかなか来てくれない。
すっぴんでできる限り急いでくれているのは百も承知ですが、
1分1秒を争っているときは相当遅く感じてしまうものです。
会えなくなると困るのでわかりやすい場所まで来て電話をして1分ほど待機。
もう家を出てくれるという。
しばらく待つと、ついについに妻が来てくれた!
神のようだ!ありがとう

どんくさい私のせいで迷惑をかけて申し訳ない。
信号待ちやら渋滞やら不確定要素の多いバスには乗ってられない。
自分の足の方が確実だ

遅刻は決定的だけど、重たいウォーキングシューズで
渾身の力を込めて駅まで全力疾走

妻にランニングシューズを持ってきてもらえばよかった・・・と後悔する

駅に着き、ちょうどいいタイミングで来てくれた快速に飛び乗る

いつも乗っている快速より16分遅い電車です。
計算上はダッシュすればギリギリセーフだ!
幸い電車は遅延していない。
急病人が出たり人身事故が起こらないことを祈る

滝のように流れてくる汗をハンカチで拭いながら、
無駄な体力を使わないように本も読まず、携帯電話も触らず、
到着後に備えて精神統一する。
会社の最寄り駅に遅延なく8時48分に到着。
8時52分くらいになると思っていたので予想より早い!
直線距離をダッシュできれば間に合う時間だけど、
通勤時間の人混み、エレベーター待ちを考えればかなりやばい

でも望みは捨てなくて大丈夫な時間だ!
急げ!再び全力疾走だ

階段を駆け下りて改札を出る。8時49分。
地下道の人混みをかきわけて全力で走る

「こっちは1分1秒争っとるんじゃぁ!どけどけ!!」
9時ギリギリなのでいつもよりジグザグで走る隙間がある!
アメリカンフットボールのランニングバック(ボールを持って走る人)

のように穴を見つけて右へ左へタックルしながら走る。
というより脇目もふらず猪突猛進か・・・
火事場の馬鹿力のようなスピードだ!!!
普段はタイムトライアルでも絶対に出せないスピードです!
スーパーエクスプレスばんぶー号のようだ
(笑)命が危ぶまれたときにだけ働くような力が体の内側から沸々とわいてくる。
ランナーズハイだ!
気持ちよすぎるので出勤せずこのまま走り続けたい!
信じられないスピードでビルのエレベーター前に到着!
8時53分
同じ会社の人を走って抜いたのでなんとかなるだろうと一安心。
でもエレベーター待ちをしている30人ほどの列を見ると安心してはいられない。
早くエレベーター来い!
こんなギリギリに出社することはないので私はあせりましたが、
周りの人は落ち着いてます。駆け込み出社の常連たちでしょうか?
それともフレックスの会社なのか?
低層階なら階段を走れるのに、高層階だから走るのは時間的にも体力的にもムリ。
エレベーターが来た!
低層階をスキップしてからは各駅停車だ。
オフィスは低層階に限るな〜。
刻一刻と9時が迫る

なんとか到着

時間は・・・
8時57分
セーーーーーーーーフ!!!!!
ものすごい達成感だ!
もう今日の仕事は終わったような気分♪
帰っていいですか〜?
妻の協力、遅延なく動いた電車、私の神がかり的な全力疾走、
このどれか1つでも欠けていれば確実に遅刻でした。
こんなスピード練習なかなかできないよ〜。
これ以上の練習はないね〜。
またやりたいかって?
もちろん!気持ちがよくてハイになれますから!
って間に合ったから言えるのですが・・・
よかったら財布を忘れて私の真似をしてみてください!
寿命が縮まりますけど、練習効果は満点です(笑)
最近効き過ぎていたリミッターが外れてくれればいいのですが・・・
